2人の思い出


 昭和56年に松道流に入門したての頃、松武館の奥の稽古場で杖術の稽古をしている2人がいました。

 すごい気合で杖・木刀を叩く音が響いていました。気合に押されて、大先生(松本貢兼久)との稽古が一時的に中断することが多々ありました。

 のちにその先輩たちが松道流最高師範で円流の創設者の正木明さんと、作家で代表作『黄落』等たくさんの著作がある佐江衆一さんであることを教えていただきました。その後2人の稽古の姿は何度も見ることになります。

令和6年5月21日 石久

松道流 護身武道 松栄館

当流HPをご覧いただき、ありがとうございます。 当流は昭和18年、旧水戸藩士・武石謙太郎兼相居士の弟子・松本貢兼久が無比流、浅山一伝流、兼相流等諸術を総じて創設しました。身体操法の振り返りにより、日本古来のエッセンスを身につけ、実生活での向上を目指しています。