令和7年10月5日(日)午前9時40分頃、第33回平安神宮奉納古武道演武大会に参加するため歩道を歩くなか、突然アスファルトの路面に投げ落とされた。襲撃だ。両手を路面に突き立て顔を守る。間髪を入れずに仰向けで二次攻撃を防ぐ。周囲の状況を確認する。ゆっくり立ち上がり周囲を見渡した。松の根で盛り上がった路面を発見する。原因はこれかと理解した。衝撃を振り返る、体当たりを食い身体が宙を舞う。そして、路面に打ち付けられた。その瞬間、両手を路面に90度で着く。顔を守り瞬時に仰向けに、猿手投げの受身である。日々継続する稽古が我が身を守った。ダメージは残ったが重大な負傷は無い。左手首にピッタリと巻かれたチタンバンドが手首の垂直を維持した。ひと通り振り返り、静かに、平安神宮へと向かう。奉納演武では身体に残るダメージで2回転がった。人生初の失態だ。「油断大敵」と呟いていた。
令和7年10月17日
松道流松栄館 野川相久
松道流 護身武道 松栄館
当流HPをご覧いただき、ありがとうございます。 当流は昭和18年、旧水戸藩士・武石謙太郎兼相居士の弟子・松本貢兼久が無比流、浅山一伝流、兼相流等諸術を総じて創設しました。身体操法の振り返りにより、日本古来のエッセンスを身につけ、実生活での向上を目指しています。
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