昭和56年私が松武館に入門した時には、石原貢さんにお会いする機会はありませんでした。石原さんは、ご自身の道場(柔術拳法創武館)をお持ちになり、徒手格闘技を中心にご活躍されておりました。
石原貢さんとの接点は、大先生(松本貢兼久)が武号を許された折の拳法の模範演武に、私が石原さんの仕手(技を受ける役割の者)を務めたことです。石原さんの技は、徒手格闘技で培った鋭い切れ味のある素早い技であり、私は必死に受身をとっていたという記憶があります。二つ目の接点は、私の職場の先輩や後輩が石原さんの創武館道場に通っていたことです。先輩との会話で近況も話題となり、「身近に感じる先輩方」の一人となりました。また、石原さんの中華店に何回か伺いましたが、お会い出来なかったという記憶があります。
令和6年6月1日 相久
松道流 護身武道 松栄館
当流HPをご覧いただき、ありがとうございます。 当流は昭和18年、旧水戸藩士・武石謙太郎兼相居士の弟子・松本貢兼久が無比流、浅山一伝流、兼相流等諸術を総じて創設しました。身体操法の振り返りにより、日本古来のエッセンスを身につけ、実生活での向上を目指しています。
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